【働きながら作業時間を確保する方法】転職活動の時間がない人が時間をひねり出す方法について

商社 転職 方法論

本日は転職活動中、そして転職活動後も使える働きながら作業時間を確保できる時間の絞り出し方についてお話します。

転職活動を始めると、やるべきことが多くあり、時間がそもそも全然ないという悩みを抱える人は多くいます。

私も転職活動を始めたばかりの頃は、こんなにも手続きやステップが多く時間がかかるものだとは思っていませんでした。

転職メディアの宣伝もありますが、サイトに登録すればあとはサクッと転職できるのかなという先入観を持っていました。

実際には、自己分析・企業研究・履歴書/職務経歴書の作成・転職サイト登録・エージェントとの面談・面接対策・面接スケジュールの調整と多くのTo Doがあります。

現職で通常勤務していたら、全然時間ないじゃんと思いますよね。

平日は朝から晩まで働いてクタクタで、休日は休日で予定があるのにどうやって時間を作り出せばいいんだよ、と思う気持ちは非常に理解できます。私もそうでした。

しかし、よりよい未来を手に入れるために時間はなんとかひねり出すしかありません。

私が実際に行っていた、今でも行っている作業時間をひねり出す方法をご紹介します。

業務後の時間を作り出す

そもそも平日は朝から晩まで働いて、やっと家に帰ってご飯食べたらもうクタクタでなにもできないんだよ、という方は多いのではないでしょうか。

私もそうでした。夜8時くらいに会社を出られたとしても、家に着くのが9時でそれからご飯を食べてお風呂に入っていると、なんだかんだで10時過ぎ。

すでに気力がなく、スマホをいじって、「今日もなにも生産的な活動ができなかったな・・」と後悔しながら就寝していました。

転職活動で人生をかえるべく、作業時間を作り出すために、色々な生活パターンを試してみました。

仕事終了⇒家の最寄り駅まで移動(電車)⇒帰宅前に外食⇒帰宅後家で作業⇒風呂⇒就寝

このパターンは最悪でした。電車に乗って外食した時点で気持ちが緩んで、満腹感から眠気はマックスとなり、帰宅後に作業はほとんどできませんでした。

家に帰って作業できたとしても、「ああ、お風呂に入って歯磨きしなければ」という雑念もあり、全く集中できません。

家のデスクに座ってもすぐに、ベッドに倒れこみダラダラ風呂にも入らず時間を過ごして就寝時間が遅くなり、明日に疲れを持ち越していました。

仕事終了⇒家の最寄まで移動(電車)⇒帰宅&お弁当&風呂&就寝準備⇒作業⇒就寝

寝るまでにやるべきことを全てやり終えてから、作業に取り掛かるというコンセプトです。

1日にやるべきことは全て終えて、あとは自分のやりたいことを1つやるだけだという精神状態で、作業にのぞむことができます。

精神面でのメリットが大きいこの方法ですが、1つ大きな問題がありました。

「体がしんどい」ということです。

就寝までにやるべきことを先にこなしてしまうという性質上、作業を開始する時間はどうしても遅くなります。加えて、食事後の満腹感と、お風呂上りのリラックス感が同時に襲ってきます。

このパターンでは、仕事による疲労が少ない場合は集中して作業に取り組むことができました。

一方で仕事で大きく疲労している場合は、すぐそばにベッドがあるという誘惑にどうしても打ち勝つことができない場合が多かったです。

仕事終了⇒家の最寄まで移動(電車)⇒ファミレス(作業&食事)⇒帰宅(風呂歯磨き就寝準備)⇒就寝

仕事終わりに家で作業を始めると、どうしてもベッドの誘惑に負けて寝っ転がってしまうという問題を解決すべく、作業をファミレスでやってみることとしました。

仕事終わりなので、空腹感が強く、食事をしなければ集中力を保てないため、食事後にすぐ作業に取り掛かることができ、長居ができるファミレスをつかいました。

食事後の満腹感と疲労感はおそってくるものの、自室のようにすぐに横になる場所がなく、自分を強制的に作業させる環境をつくることができました。

一方で、仕事で極度に疲労し、意志の力が弱っている場合は、最寄駅に着いた時点で「ほっと」してしまい、なかなかファミレスに立ち寄れないことがありました。

今日は家に帰って家で作業をしようと思い自宅に帰り、結局ベッドでダラダラしてしまいなにもできないということが多く発生してしまいました。

仕事終了⇒会社付近のファミレスで食事&作業⇒帰宅(就寝準備)⇒就寝

この方法が一番集中して、毎日作業をこなすことができました。

会社で仕事を終えた直後の緊張感が保たれた状態のまま、職場近くのファミレスに入り即座に作業を開始します。

また、食事はごく軽くして、満腹感からくる眠気が来ないように注意します。私はいつもサンドイッチと炭酸水をオーダーしていました。

この方法であれば、仕事終了後にすぐに作業に取り掛かることができ、深夜になり眠気が出てくるまでの時間を活用することができ、仕事モードの張りつめた状態を活かして集中することができます。

時間は1時間を最低作業時間として設定し、1時間作業することができれば自分をほめるようにしていました。

気分が乗っている日はそれ以上作業することもありましたが、最低時間を設けることで心理的ハードルを低くして継続しやすい状況をつくりました。

この方法を習慣化させることで、毎日確実に転職活動を進めていける環境をつくりました。

仕事が終わった後にほっと一息する前に、少しだけ努力する環境を整えて、それを習慣化することが大切です。

休日の時間を使う・金曜夜は休憩

平日にハードに働いていると、金曜日は友人とでも飲みに行って、土曜日午前は体がだるいので回復にあてて、土曜午後~日曜日にやっと体力気力共に充実してくるひとは多いのではないでしょうか。

また、忙しい職業の人は土日にも仕事をこなさなくてはならないでしょう。

私自身も休日はすごく短く感じいて、少し休めたとおもったらまたすぐに1週間が始まり、休日結局に何もできなかったなという後悔を感じていました。

そこで、転職活動の時間を作り出すために下記工夫をすると、以前より有意義に休日の作業時間を確保することができました。

金曜日こそ早く帰る

金曜日は1週間の仕事から解放された感覚が大きく、夜遅くまで飲みに出かける方も多いのではないでしょうか。

私の周囲を見ていると、年齢に関係なく、金曜日は憂さ晴らしだといって夜遅くまで遊んでいる方がいます。

私もかつてはそうでした。金曜日の夜に解放感からくるアドレナリンを使って深夜まで遊びまくり、それが切れた翌日土曜日の倦怠感は悲惨でした。

土曜12時過ぎに目が覚めて、夕方までぼーっとして、土曜日を無為に終わらせないために再び夜に遊びにいくという生活を繰り返していました。

深夜まで遊びに行かないにしても、友人等との食事を入れるだけで実は疲労がピークに達しています。翌日土曜日には反動が来ます。

土日を有効に活用するためには、金曜日にいかに疲労感を回復させて、土曜の午前から精力的に動けるかが重要となります。

金曜日にはあえての「直帰」を心掛けるようにしてください。

そして、ジムで運動をしたり、マッサージに行ってリフレッシュした後に、美味しい食事をとって、いつもより早く寝るようにしてください。

土曜日の気力と体力の充実感が驚くほど違うはずです。

平日の仕事に加えてなにか作業をすることをするのは大変です。

自分の習慣を変えることで、時間を作り出してください。

この習慣は転職活動以外でも役に立てることができます。私自身は、転職活動以外にもこの習慣を大いに活用しており、金曜日に浮かれている周囲をよそ眼に「直帰」して、来るべき週末に向けてコンディションを整えています。

土日のスケジューリング

休日は、時間の使い方が自由なだけに、だらけてしまいがちです。さらに休日に仕事をしなくてはならない場合、「やらなきゃ」という気持ちだけが頭にこびりつき、いつまでたっても仕事に取り掛からず、うじうじと時間を過ごしてしまい、自分自身のやりたいことも仕事もできずに土日が終わってしまうということになりがちです。

私自身海外駐在をしていた際には毎週末必ずやらなくてはいけないデータの取りまとめ業務があり、合計で6時間程度の業務時間がありました。

当初はその6時間のために、土曜日を「やらなきゃなーでもいやだな」という思いと共に無為に過ごし、日曜の夕方から慌てて作業をするという事態に陥ってしまったことがありました。

時間を区切らなければ、心も休まらず、社畜になってしまうと思い、土日の時間を6つに区切って仕事をすることにしました。

朝9時~13時までを午前の部、13時~18時を昼の部、18時~就寝までを夜の部としました。

土日2日で、合計6部あることになります。このうち2部(計6時間)を週末の仕事に充てることとしました。

そのほかの4部のうち、1部は外出や友人と会うようにして、残りの3部は家でゆっくりと過ごす時間や運動にあてることとしました。

土日6部にうち2部を仕事に取られていることに不満はありましたが、それでも時間を区切って、4部は自分の時間だと感じられるだけで、休日の時間の使い方がうまくなり、有意義な時間を過ごすことができました。

転職活動やその他作業も、土日全てをささげてやろうと思っても、普通の人は挫折してしまいます。

1週間だけ土日すべてをささげて作業するよりも、毎週定期的に時間をつくることが重要です。

孤独感のコントロール

土日には遊びの予定を詰め込まなくては不安という方は多いのではないでしょうか。

私もかつてそうでしたが、遊べば遊ぶほど孤独感というものはつのっていきます。

友人と派手に騒いだ後には、体力がなくなっているだけではなく虚無感が襲ってくるのです。そしてその虚無感を埋めるために、新たな遊びの予定を立てることをくりかえしていきます。

孤独感を断ち切るためには、遊ばないこと・群れないことです。

もちろん、個人によって適切な他社との距離感がありますので、完全に人間関係を断てとは言いません。

いつもより、少しだけ人間関係の断捨離をしてみてください。

孤独感が低減し、自由な時間が生まれます。

休日の時間の使い方は、自由であるが故に平日よりも難しいと感じています。平日の仕事疲れと、遊びたい気持ちに打ち勝って時間を作り出す必要があります。

残業時間を減らす

業務後と休日の時間の使い方を工夫することに加えて、現職の残業時間自体を削減することも大切です。

私が転職前に行ったことは下記です。大企業勤めであれば、これくらいやっても大丈夫です。

やらない仕事を宣言する

無駄な大人数の会議には出ない。

少人数の会議であっても、自分にとって意味のないまたは自分が価値を発揮しにくい会議は断りましょう。

付加価値の低い社内向け資料作成等はやらないと公言する(普段からとにかく、付加価値低い仕事をすると死にそうになりますアピール。)

付加価値の低い仕事はだれでもできるので、自分がやらないとどこかへ流れていきます。更に言えば、皆やりたがらなければ消え去ることもあります。

社内の「ゴミ拾い」のような仕事を振られにくい環境をつくりましょう。

飲み会は断る

どこまでやるかですが、私は半期に1-2回あるオフィシャル飲みだけしか参加しないようにしました。

単純に「お酒が好きではない」、「家族との時間を大切にしたい」と言えば、飲み会に来ない人なんだなと認識されて呼ばれなくなります。

昔の私の様に、行きたくないけど断り切れずに飲みについて行って、飲みに来ているのにノリの悪い奴だなと思われるより、スパッと行かないほうが10倍マシです。

定時(もしくは早い時間)に終わらせるという気合を周囲にアピールしながら働く

エッセンシャルな仕事だけに集中して周囲より成果を出すくらいの気持ちで就業時間中は集中しましょう。

夕方4時とかに振られた仕事で定時までに終わらなそうな場合は、即座に明日朝の仕上げでもいいですか?と聞きます。

上司の中で、業務時間中の「真剣に仕事をする奴だな」というプラスの印象と、「残業しないやつだな」というマイナスの印象をぶつけ合わせることができればしめたものです。

群れてだらだらランチしない。

同僚と毎日惰性ででぞろぞろつるんで1時間だらだらランチするのはやめましょう。

課長が「飯~」と言ったら、みんなと一緒についていき、昼食時間はたっぷり社内ゴシップという時間の使い方は人生の損失だと思います。

私は20分以内で社食で食べて、階段を上って運動をして、30分会議室にこもって自分の作業をしていました。

こういう場面で群れてダラダラしていると同類だと認識されて、ダラダラ残業に付き合わされますので気を付けましょう。

有給休暇取得

最近は労働環境の整備も整い、上司も有休をとるなとも言えなくなってきているので容赦なく有休取得申請しましょう。

もちろん義務を果たしつつ、仕事が落ち着いているときに有休をとるくらいの配慮はしましょう。

仕事が落ち着いて、暇なときに会社にいると色々ふられますが、堂々と休めば仕事を押し付けられずに済みます。

番外編:作業効率を向上させるヒント

時間の使い方以外に、集中力を向上させて作業効率をアップさせることも、転職活動(とその他作業)において有効です。以下は、私が試してみて効果を感じることができ、今でも継続している習慣を紹介します。

運動

一日に30分でもいいので運動してください。

お勧めはランニングです。

息が切れるまで追い込んで走って下さい。

運動中することで、脳を休めることができます。

情報過多な現代で、なにも余計なことを考えない時間は貴重です。

頭を休ませることで、翌日以降の仕事や作業時の集中力が格段に違ってきます。

ラムネ

社会人になってから気が付いたのですが、適切に糖分を補給すると集中力が圧倒的に高まります。下

記で紹介するように腹八分目に食事を済ませて、ややエネルギーが不足してきて集中力がきれてきたなというときにラムネを食べるとスーッと口の中で溶けていき、脳に染みわたり、集中力が増します。

受験時代に昼は元気をつけるぞと思ってうどんを腹いっぱい食べて午後に数時間机の上で眠っていた自分に、腹八分目・炭水化物少な目の重要性を教えてあげたいくらい効果があります。

いい椅子と机

いい椅子と机は、このテーマだけで別記事が書けるほどこだわって揃えました。

自室に適切な椅子と机があるかどうかで生産性は大きく変わります。

自宅でベッドに行く前に座りたくなるような椅子を購入しましょう。

そして、その椅子に合った高さのデスクをそろえれば、身体への負担は軽減し、作業意欲が向上します。

腹八分目

腹いっぱい食べたらその後の時間は無駄にしたも同然です。どうしても眠くなります。

特に夕食の場合は、1日のつかれがどっと出て、もう寝るしかない疲労感に襲われます。

炭水化物少な目の腹八分目を心掛けましょう。食後の作業効率が大きく変わります。

勉強するエネルギーをとるぞと意気込んで、昼にうどんを腹いっぱい食べて午後は机で突っ伏して昼寝していた受験生時代の自分に教えてあげたいです。

まとめ

転職活動は通常の仕事と生活に加えて、新しい仕事を1つ始めるようなイメージです。

転職活動を進める中で、時間の生み出し方を知っていくことは、転職活動はもちろんその後の人生にも有益です。

仕事でも私生活でも、自分の選択でなく惰性で行っていることが数多くあります。

それらを見直して取捨選択することが大切です。職業選びも同じです。

転職する前から、転職活動を通じてすでに人生は変化し始めています。

時間をひねり出すことは、自分の力で自分の人生を変化させていくことです。

やってみてください。最初は大変ですが。きっと今よりよい人生を手にすることができます。

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