「転職活動の始め方」商社マンの転職活動の始め方と内定までの流れ

商社 転職 方法

転職活動を始めようと思っても、何から始めて良いかわかないという方が多いのではないでしょうか。

スムーズな転職活動の秘訣は、まず全体の流れを知って、要点を把握して臨むことです。

仕事でも転職でも、効率よく成果を出すためには、まず全体像を把握することが肝要です。

この記事では、転職活動全体の流れと、転職した後にどうすれば満足いくキャリアを送れるかということについてすっきりわかるように解説します。

またお勧めの転職サービス紹介の部分では大手転職サイトがオススメしていない、私が使ってみてよかった、商社マンにおすすめのサービスも紹介しています。

この記事を見終わった後には転職活動全体の概要が頭に入っており、後は手順にしたがって行動するだけとなります。

ステップ⓪転職理由と譲れない条件(理想のキャリア)について考える

転職活動をするにあたって、最も重要な事は、仕事を通じて何を成し遂げたいのか、どのような生活を送りたいのか考え、軸を定める事です。

自分自身が最も重視するものは何か考えることが、転職活動の成功とその後のキャリアの成功に繋がります。

自身が重視することは、より良い待遇なのか、ストレスの少ない職場環境なのか、特定の業界や商品を扱うことなのか、多くの要素がありますがしっかりと考えてみてください。

焦って転職業者に勧められるままに転職しても後悔することになります。

より高い給料が欲しいと思って転職してみたものの、プライベートの時間がほとんどなくなってしまい、それが苦痛で仕方ないというのは、商社マンの転職実例でよく耳にすることです。仕事に求める1番の要素を給与の高さだと自分で勘違いしたまま転職したために発生するミスマッチです。

自分自身の仕事に対する価値観を見つめ直す事は、転職活動を本格的に始める前だけでなく、本日ご紹介する転職活動の各ステップの中でも考え抜いていくべきこととなります。

あなたが1番欲しいものはなんですか?そしてそのために2番目以降の欲しいものをどれだけ我慢できるのか考えてみてください。

また、この価値観は転職エージェントとの面談や履歴書を作成していく中で、徐々にわかってくるものでもあります。

転職活動を本格的に始める前に、自らの転職に求めるものとその理由を書き出してみましょう。そして順位づけをしてください。

エージェントとの面談や履歴書作成の際に見返して、自分自身の価値観に沿って行動できているか確認しましょう。また、価値観に変化や深化があれば書き換えていきましょう。

ここでワンポイントアドバイスです。書き出すことが大事だと理解しても実際にやる人はなかなかいません。私もそうでした。

ペンとノートを用意して書き上げましょうなどとは言いません。携帯のメモ帳で十分です。一気に書かなくてもOKです。細切れの時間を使って思うままに書き殴ってみましょう。

細切れの時間の積み重ねは馬鹿にできないです。私も転職活動や普段の仕事で細切れ時間の積み重ねを大いに利用しています。

ステップ①転職活動の全体の流れを把握する

私がお勧めする転職活動の流れは下記の通りです。

ポイントは内定をとってから、実際に転職するかしないか決めるという部分です。

選択肢をあなたの手中に収めてから冷静に決断しましょう。

転職活動はあなたの人生の選択肢を増やす行動です。

退職&転職ありきで、転職活動をしていると逆に追い詰められて、良い決断ができません。現在に職場に残ることも選択肢として選べるように、選択肢を手に入れるために転職活動をするのです。

  • 転職サイトや転職エージェントへの登録
  • エージェントとの面談
  • 履歴書/職務経歴書/志望動機の準備
  • 書類選考への申し込み
  • 面接(複数回)
  • 内定
  • 待遇等の就業条件詳細確認
  • 転職するか否かの意思決定←内定をとってからあなたが選択しましょう!
  • 退職通知&退職日調整&入社日調整
  • 退職and入社

全体の流れをざっくり掴んだ上で、下記で個別に必要事項を見ていきましょう。

ステップ②転職サイトや転職エージェントサイトに登録する

まずは、転職活動に関する情報を収集して、どのような仕事や職種にニーズがあるのかを知ることが重要です。

自分の能力と希望がマッチしているのか、そしてそのポジションに将来性があるのかを知りましょう。

そして、希望するポジションが空いた時に、その情報をいち早く手に入れることができる体制を構築する必要があります。

転職市場を理解し、常に情報が入ってくるようにするためには、転職サイトと転職エージェントサービスへの登録が最も手っ取り早いです。

私の考える商社マンへのお勧めの転職サイトは下記です。(私が商社マン時代に実際に使ってみてよかってサイト&転職エージェントです。)

お勧め順に記載していますが、網を広げて情報を取りやすくすることが大切なので、全て登録して情報が自動的に入ってくる状態を、転職活動初期で構築することをお勧めします。

①Linked in (転職活動に利用できるSNS)

商社マン等のハイキャリアからの転職は、広告をバンバン打ってる有名な転職サイトより、Linked inを利用することがお勧めです。

外資企業の日本法人ポジションに関して、どの転職サイトやエージェントサービスよりも多くの情報を得ることができます。広く転職サイトで公募していない、ポジションに関する情報も手にすることができます。

LinkedInは、ビジネス専門のSNSです。Face bookビジネス版に近いです。ユーザーは海外ビジネスマンが多く、海外ビジネスに携わる日本人も多く利用しています。ビジネスで知り合った人とあくまでビジネス上の関係として気軽にLinkedIn上で繋がれます。

Linkdinには転職シグナルという機能があり、これをOnにしておくと、転職エージェントや企業から直接メッセージで転職情報を受け取ることができます。

LinkedIn 上の英文情報を入力しておくと外国人エージェントからの情報がはいってきます。これら情報は通常の日本語転職サイトに出ていないものが多く、商社マンとして転職活動していた私にとって、最も多くの選択肢をもたらしてくれました。

②Doda (転職サイト)

ピンぼけした求人を自動送信でばらまく転職サイトが多い中、実際に使ってみて、Dodaは事前の希望条件と自分の属性に合う情報を提供してくれる事が多いという感想をっています。

担当アドバイザーがつき、そのアドバイザーに伝えた条件に沿ってしっかりと紹介してもらえました。

私は商社で英語以外の語学研修を受けており、その語学を活かした転職先が良いと希望していました。

このやや特殊な希望条件を満たす求人情報を最も送ってくれたのがDodaでした。

やはり自分が使ってみて満足度の高かったサービスを読者の方には紹介したいです。直接の友人からおすすめの転職サイトを1つと言われた場合もDodaを勧めています。

また、新卒時代の就職活動で目にする誰もが知っている日系大企業を勧めてくる転職エージェントが多い中、Dodaは知名度は低いもののB to Bで高利益&高待遇の企業を紹介してくれることが多く、商社マンからの転職を考える際に、利用しておいて損はないとサービスと言えます。

③ビズリーチ(転職サイト)

ハイキャリア系の転職サイトならビズリーチというイメージですよね。

一定のキャリアを積んだ人しか応募できない、別の言い方をすれば一定のキャリアを積んだ人が応募したくなるような転職情報が数多く掲載されています。

英文レジュメも登録すれば、上述のLinkedinのように外国人エージェントから非公開案件の案内が来ますし、自分から空きポジション検索をして、面白そうな案件を取り扱っているエージェントを探すことができます。

私自身も、深夜1-2時まで転職情報を検索しまくってエージェントに連絡をとった経験があります。そうさせるほど面白い案件が多く存在していました。

ビズリーチは転職エージェントや採用活動中の企業から連絡が来ますし、自ら興味ある案件を検索してこちらから連絡を取ることもできるという攻守共にレベルの高い転職サービスと言えるでしょう。

ただし、最初の無料使用期間を超えて利用するには、月額課金が発生する点がややハードルが高いと言えるでしょう。

無料期間の1ヵ月程度でも十分に使用できますので、まずは試してみて月額料金を払ってでも利用価値があると判断できれば、継続しましょう。

④JACリクルートメント(転職エージェント)

ハイキャリア向け転職エージェントとして有名なJACリクルートメントです。

求人情報を広く紹介するというより、外資等のポジションが少ない企業の情報がエージェント経由で厳選して紹介されます。

求人の質は高く、上記のDodaやビズリーチで広く情報を集めるのに加えて、JACリクルートメントを使うと、

希少な求人案件の取りこぼしが少なくなるでしょう。

注意点として、エージェントとのコンタクトが少ないと、だんだんと紹介数が少なくなってくるため、定期的にこちらから連絡して転職意思がある事を伝え、転職情報を出してもらうように働きかけるのが良いでしょう。

大手転職サイトのように情報をばらまかず、転職意欲の高い候補者に絞ってサービスを提供しているのがJACリクルートメントです。

見込みのある転職希望者に見込みのある案件しか紹介しないスタンスですので、効率よく転職活動が進められます。

④キャリアカーバー(転職サイト)

リクルートのハイキャリア向け転職サイトです。こちらも、英文レジュメ等を登録しておけば、外資求人等の商社マンをくすぐる転職情報を入手することができます。

情報量はビズリーチやDodaに比較してやや少ない印象ですが、優良な求人情報の取りこぼしを少なくするために、是非登録しておきましょう。

ここまで私がおすすめする転職サイト3つと転職エージェント1つ、転職に役立つSNSを紹介してきました。

これらに全て登録しておけば、商社マンの転職で必要な情報はほぼ網羅的に手に入れることができます。

また、特に転職したい業界がある場合は、その業界に特化した転職サイトや転職エージェントに追加で登録すればOKです。(例、希望業界がITなら、ITに特化したエージェントに登録)

気をつけてほしいこと

あなたにとって本質的に重要な事は、どのサイトやサービスを利用して転職活動するかではなく、どの会社に転職するかという事です。

紹介したサービスを広く利用しつつ、応募先の会社ありきで転職活動を進めましょう。

転職先の会社の条件が良ければ、転職サイトやエージェントはどこでもいいのです。

エージェントが強くお勧めするからではなく、ステップ⓪でお話しした自身の価値観に合う転職先はどこかということを強く意識してください。

今日ご紹介したサイトやサービスは条件の良い転職情報を見つけられる可能性が高いという観点でご紹介しています。

良い求人案件に巡り合える可能性を高めるために、質の良い複数の転職サービスに登録することをおすすめしています。

ステップ③転職エージェントと接触する

ステップ②で転職サービスに登録した後であれば、転職サイトやLinkdin(SNS)経由で転職エージェントから一回会いましょうというメッセージが大量に届くはずです。

まずは彼らと面談して、転職市場動向を理解しましょう。

転職エージェントを上手く利用することで、転職活動の各ステップをスムーズに進めることができます。

下記で転職エージェントの利用方法について解説しますが、その前に一点だけ注意点があります。

転職エージェントは、転職希望者を転職させて初めてフィーが入る業態なので、あなたを転職させるように、さりげなく、時には強引に誘導してきます。ですので、転職エージェントのペースに乗せられないように、あくまであなたが主導権を持って転職活動を進めることが大切です。

面談では、エージェントがいくつか転職先候補を紹介してくれます。

紹介された企業をみていくと、あなたが転職する場合、どのような企業から内定が出る可能性が高いかが分かります。

エージェントはあなたが合格可能性のある企業をピックアップして紹介してくれます。

また、エージェントから転職市場全体の動向に関しても情報を取得することができます。

今、求人数は増えているのか?その中でもどの業界の求人が多いのか?そして、どのような職業の賃金が伸びているのか?何歳までの転職需要が強いのか?

このような情報を転職エージェントと接触することで効率よく知ることができます。

エージェントに自分自身の希望をしっかりと伝えて、面談以降も自分の志向に合った転職情報を継続的に提供してもらえるようにしましょう。

ステップ④以降の履歴書や職務経歴書の作成、また面接スケジュールの調整や面接対策でもエージェントを活用していくことになりますが、転職活動を始めたばかりの段階では、エージェントから転職市場の概要を聞き出し、自身の希望をエージェントに伝えて、今後転職情報を手に入れることができるようになればOKです。

ワンポイントアドバイスとして、転職エージェントも商売ですので、転職しそうな方に力を注いで対応することになります。成約率の高そうな見込み客先に注力するのはどの業界でも同じです。

ですので、転職エージェントから転職意思を聞かれた際には、実際の転職意思よりもやや強めに意思表示しておきましょう。今後転職エージェントから良質な情報を得やすくなります。

ステップ④履歴書と職務経歴書を準備する

どの会社に転職するにあたっても、履歴書と職務経歴書の準備は必須です。

企業は空きポジションが埋まれば採用活動を終了するため、希望するポジションが空いた際にすぐに応募できる状態を整えておくことが重要です。

応募したい案件があって初めて履歴書等を作成するのは大変です。働きながらなので時間もないですし、焦って書いても効果的にあなた自身をアピールできるものには仕上がりません。

また、商社マンであれば外資系も狙っていきたいところですので英文レジュメも事前に作成しておきましょう。

先に基礎となる内容を固めておいて、応募する企業によって内容を微調整することをお薦めします。

これらを準備していく過程でこれまでの職歴を振り返り、そこから何を得たのか、そして今後どのように生きていきたいのかという転職活動で最も大切な、あなたの価値観を見つめ直すことができます。

履歴書と職務経歴書の効果的な作成方法、 英文レジュメ準備方法については別記事で詳細を解説します。

ここでのワンポイントアドバイスは、履歴や職務経歴書に第三者の目線を加えることです。

転職エージェントに見せて、内容をブラッシュアップしましょう。私自身も転職エージェントに内容を見せてアドバイスをもらうことで、良い気づきがありました。

自分で自分をアピールすることに慣れていない日本人は他人に見せることで、自分のどこをアピールすれば良いかがわかってきます。

ステップ⑤企業研究する

ステップ④までで、転職情報がサイトやエージェント経由で入手できるようになり、転職申込に必要な書類も準備できました。

次はあなたの価値観と今後の方向性に合う企業があるか吟味するステージです。

転職サイトやエージェントから勧められた転職情報の中に気になる案件があれば、自身でネット検索や関連ニュースを用いて企業研究を一歩深く行ってみてください。

現職よりもチャレンジングな環境を求める方は、新卒就活時のように表面的な知名度と待遇だけでなく、今後の業界動向と募集ポジションで得られる市場価値を考えてみてください。

また、働く環境を重視する方で有れば、なんとかしてその企業で働く現役の社員何人かと会う機会をつくってください。

その企業の文化や雰囲気は最も外から窺い知ることが難しい部分です。

面接や面談の場ではなく、友人や知人からの紹介を通じて、その企業の実態を聞くことが効果的です。(この段階で知人がおらず難しければ、内定後でも構いませんが、実際に転職を決める前には必ず行って欲しいアクションです)

転職サイトやエージェントからの紹介を受けて、自分で調べて見てもいいなと思う企業があれば書類選考に進みましょう。

失敗したとしても、失うものは何もなく、書類選考や面接を通じて自身の働くことに対する価値観がより明確になっていきます。

ある程度、企業研究ができた段階で次のステップに進みましょう。

ステップ⑥書類選考に臨む

ステップ④で準備した履歴書や職務経歴書を、応募先企業に合わせて微修正&ブラッシュアップしましょう。

応募先企業が求める経験や能力にフォーカスを当ててあなたの経歴を見せていきましょう。

転職先のポジションで求められる経験を強調して記載しましょう。

自己アピールのためにやや盛って書くくらいの感覚でいいでしょう。

例えばマネジメント経験が求められているなら、後輩を何人か束ねて仕事を仕上げたなり、駐在先の現地スタッフに指示を出して働いてもらった経験に焦点を当てて、書類を仕上げていきましょう。

効果的に自己アピールするために、書類提出前にエージェントからアドバイスをもらうようにしましょう。

応募先企業に過去転職を何人も送り込んでいるエージェントで有れば、あなたのどの経験や能力を強調すべきかという事を知っています。

また、ここからが転職活動における選考の開始ですので、不合格となる事が出てきます。

スキルや経験がポジションと合っていない、ポジションと合っていても実力不足、面接官との感覚が合わない等で容赦なく落とされます。

社会人になって働き始めるとなかなか落とされるという経験がないため、びっくりして、ややショックを受けますが気にしないことが重要です。

私も落とされた際にはそれなりにショックでした。しかし会社で働いた経験のある方なら、評価というものが実力だけでなく、巡り合わせや評価者との相性といった要素がいかに強いか理解されていると思います。転職面接でも同じです。

1社や2社落とされたところで、縁がなかったんだなくらいに考えておけば大丈夫です。

変にショックを受ける必要はないですが、なぜ落ちたのかを想定し、次回に向けて修正を行いましょう。見せ方を変えるだけで、評価が変わってくる事があります。これも仕事と同じです。

絶対に書類選考/面接を通過する能力を身につける事はできませんが、通過率を上げて行く事はできます。

振り返りを行って改善を繰り返す事が重要です。

ステップ⑦面接準備&面接

面接の前に、あなたがアピールすべき経験や能力について再度洗い出しましょう。

エージェントに模擬面接をやってもらうことが効果的です。

面接は一種のスポーツに近いと考えています。事前に練習を何度か行うと明らかに本番でのパフォーマンスが違います。

エージェントに1回模擬面接に付き合ってもらい、親しい友人や身内と何度も練習しましょう。

5回以上練習すると明かに効果を実感できます。

私も面接前には友人に呆れられるくらい同じ企業を想定した模擬面接を繰り返しました。

また、転職での面接は新卒時の面接とは違い、経験や実績、能力に基づいて受け答えを行うべきです。新卒採用時のように、人当たりとコミュニケーション能力だけでは乗り切れません。事実と数字を具体的に伝えながらアピールしていきましょう。

面接の詳しい準備&突破方法に関しては別記事で紹介します。

ステップ⑧内定を取る& 改めて自身のキャリアを考え直し、転職するか否かを決定する

面接の末に内定を得る事ができました。実はここからが1番重要な段階です。

この段階に来て初めてあなたに選択権が生まれたのです。

もちろん転職したいと考えた企業だからこそ、内定を取るまで選考を進めてきたのですが、転職を決める前にもう一度、ステップ⓪で考えた、自身が転職に求める価値観と照らし合わせましょう。

ここでの転職エージェントの利用方法については気をつける必要があります。

エージェントからすればあと一歩で成約&紹介手数料の獲得なのです。基本的には転職することを勧めてくるでしょう。この段階でエージェントに相談すべきは、キャリアや進路のことではなく、内定先の待遇等の客観的な条件についてです。エージェント経由で入社後の条件詳細を確認&交渉して、それら条件を検討した後に自分自身で判断を下しましょう。

今後のキャリアや人生の方針といった点に関する相談相手としては、転職先と同業界で働く友人がベストです。あなたの性格や特性が業界に合っているか親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

同業界に友人がいない場合は、仕事ができそうな友人に相談し、厳しい意見でもいいので卒直に意見して欲しいとお願いすべきです。

私も転職活動中に親しい(優秀そうな)友人に相談して、その時にもらった厳しいアドバイスが今でも役に立っています。

繰り返しになりますが最後の重要な決定を下す際には転職エージェントの意見に引っ張られることなく、自身で決定を下すようにしましょう。

熱狂の中で下す判断は得てして誤りがちです。内定を取った段階では、ある種に興奮状態に陥ります。

転職活動を始める前に、このことを理解しておいてください。

そして、内定を取った段階で、ぜひこの内容を思い出して一度冷静になってください。

公平な目で現職と内定先を比較してください。選択肢はあなたの手中にあります。

まとめ

• 転職活動で重要な事は、転職に求める自らの価値観を考え抜き、それに従って行動すること。

• 転職活動したからといって転職しなくてはいけない訳ではない。自分の手で自分の人生の進路を決める選択肢を手に入れられることが転職活動の最大のメリット

• 転職情報集めのために、まずは転職サイトやエージェントに登録して、情報を入手できる体制を整えよう。

• 転職活動に必要な履歴書等の書類ははじめに準備しておこう。

• 転職活動での選考に落ちても失うものはない。合否は運や相性の要素も強い。ショックを受けずに振り返り合格確率を上げて行こう。

• 転職エージェントはうまく活用しよう。ただし、最終的に転職するか否かの判断を下す際には、転職エージェントの影響を受けずに、自ら考えて決断すべし。

コメント

タイトルとURLをコピーしました