商社マンとヘッドハンティング ヘッドハンティングされる商社マンになるには

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商社マンをやっているとヘッドハンティングされることはあるのでしょうか?

私自身、新卒就活の際に、商社マンになってバリバリ仕事していれば、きっと外資企業からヘッドハンティングされちゃうんだろうな!なんて思っていました。

結論として、商社マンに対するヘッドハンティングはあります。そしてヘッドハンティングされるような人材になる方法もあります。

ただし、憧れのThe ヘッドハンティング!というような事例は少ないです。

本日は私が実際に体験した、もしくは同僚商社マンから聞いたヘッドハンティングのパターンを紹介します。

そしてそれぞれのパターンでどうすればヘッドハンティングされるようになるかについて考察します。

外資企業からの直接ヘッドハンティング

これぞTheヘッドハンティングというパターンですね。

ただしこれは事例としてはかなり少なくなってきます。同期や同僚に聞いてみて、このような経験を持っていた商社マンは30-40人に1人くらいの感覚です

外資企業から、それも商社マンを上回る待遇でヘッドハンティングを受けられるのは、商社在職中に、担当業務(直接利益を生み出す業務)で実績を上げており、部署内でもエースと目されている方に限られます。

加えて、競合他社にまで名前が売れているかが試金石となるでしょう。優秀な商社マンの個人名について客先や取引先が競合他社との会話で話題にすることで、業界内での知名度が上がっていきます。

私自身も業界内で有名な上司と仕事をしたことがありますが、競合他社の方からよく名前を聞く機会がありました。また客先も商社が何社も揃う中で、名指しでその上司の話題を持ち出すため、業界内で名の通った存在となります。

業界内で自然と名前が売れている状態になると、同業界の会社企業から直接ヘッドハンティングを受ける可能性が高まります。

駐在などで異動が決まった際に、外資同業他社から転職しないかという連絡が来ることが多いようです。先方企業の採用担当者や営業の管理職クラスから直接連絡があります。

ヘッドハンティングされるには

外資系企業からのTheヘッドハンティングを受けられる商社マンになるためには下記2つの要素が必要です。これがクリアできれば可能性はかなり高まるでしょう。

①営業で抜群の成果と存在感を出す

業界内で〇〇商社に〇〇有り、と言われるような存在感を示せるようになることです。

単に仕事ができるだけではなく、業界内でのコミュニケーションにも力を入れる必要があります。

業界会議や、外資競合他社と関わる仕事で個人としての存在感を発揮しましょう。先ほど紹介した業界内で有名人の上司は、ヘッドハンティングの連絡をいくつももらっていました。

仕事ができるだけではなく、業界内の関係者との交流において自分自身をやや強引にでもアピールできる方がヘッドハンターの目にとまりやすいです。

②商社よりも高収入な外資企業が存在する業界に配属される

商社より良い待遇でヘッドハンティングされるには、商社よりも高給な外資企業が存在する業界に配属されることが必要です。

そもそも、同業界内で商社が1番待遇の良い場合ですと、どれだけその業界で成果を上げて、いつでも転職できるだけの能力を得たとしても、転職先の待遇が商社より劣ってしまい、そもそも転職する必要性がなくなってしまいます。

例えば、資源系の上流分野(コモディティトレード等)であれば高給な外資からヘッドハンティングがかかる可能性があります。しかし、繊維分野の国内営業であれば商社以上に待遇の良い企業はほぼ存在しないでしょう。

まずは、自分の所属する業界と担当業務で、商社よりも高待遇な外資企業が存在しているかを調べましょう。

商社よりも良い待遇の企業が業界内に存在しない場合は、部署異動や担当業務替えを狙っていくこともキャリア戦略上有効でしょう。

外資転職エージェントから外資企業の特定ポジションへのヘッドハンティング

このケースは商社で取り扱っている商材や業務が、外資企業の求めるポジションに合致している場合に声がかかります。

Theヘッドハンティングというよりは限られた非公開求人ポジションを外資転職エージェントから紹介されるというというイメージで、先述の外資企業からの直接ヘッドハンティングより間口が広いです。

外資企業が求めるポジションに合致しそうな条件をいくつか設定して、それに合う候補者に転職エージェントが広く声をかけるというものです。

また転職エージェント自体が外資&外国人なことが多いです。

エージェントが探す条件は例えば、石炭のトレード経験が5年以上あって、ビジネスレベルの英語力がある、といったものです。この経験に当てはまる人に声をかけて、応募者の中から最も優秀な方に内定を出します。

ヘッドハンティングされるには

このパターンでは、自身の経験が外資企業の求める経験と条件に合致しているかがまずは重要です。同業他社で外資が存在しているか、ポジションが空いているか、そしてそのポジションが商社よりも待遇が良いか否かという環境要因が大きいです。

また、転職エージェントに自身を発見してもらう必要があります。

外資エージェントからポジションの紹介を受けるためにはLinkdinを使うことが重要になります。

私が商社にいた際に同業他社の外資企業が募集を行なっていましたが、外資転職エージェントがLinkedInに登録している条件に合う商社マンに片っ端から連絡していました。

もちろん、私の部署には条件に合う、特定商材を扱う方が多くいましたが、声がかかったのは外資転職エージェントとの接点を持つことができるLinkdin利用者だけでした。

転職エージェント自体も外国人ですので、日本語メインの転職サイトで候補者探しはそもそもしていないのでしょう。

外資企業のポジションを紹介されたい場合は外資企業&外資ヘッドハンターがよく利用するサービスで自分自身をアピールすることが必要です。

この外資ヘッドハンター(転職エージェント)からヘッドハンティングされるというのは、多くの商社マンにとって実現可能なこととなっています。

元々の友人知人からのヘッドハンティング

個人で会社をやっている友人や知人からヘッドハンティングされて、経営者の右腕として転職していく商社マンも私の経験上一定数存在します。

この場合は、商社で担当していた業務とは全く関係のない会社への転職が多くなります。

業界知識ではなく、人としてのパワフルさと基本的な業務処理力を期待されてのヘッドハンティングが多いです。

元々、基礎スペックが高く「どの部署に配属されてもなんでもいいので頑張ります!」という商社マンは多く、何でもパワフルに物事を推進してくれる社員が必要な、個人経営の会社とそのオーナーにとって、気心の知れた商社マンの友人が魅力的な人材として映ることは想像に難くありません。

また、商社マンから見ても以前からの知人/友人である方が自分をヘッドハンティングをしてくれた場合は、年収等の条件でなく、夢や志に共感しての転職がしやすいです。

このようなヘッドハンティングを受けられる商社マンは仕事能力に加えて、人間的な面まで信頼されて転職されていくので、幸せな転職ができていると言えるでしょう。

ヘッドハンティングされるには

このパターンでヘッドハンティングされるには、自身の交友関係が大切です。

正直に言ってこのパターンでヘッドハンティングされることを狙いに行くのは難しいです。

強いて言えば、心から信頼しあえる野心的な友人を多く持つことでしょう。

大学時代の気心の知れた友人や先輩が起業しており、ある時声がかかったというパターンが多いです。

取引先からのヘッドハンティング

先述の外資企業からの直接ヘッドハンティングと一部かぶっています。

取引先の優秀な商社マンに対してヘッドハンティングに動くのは外資企業もしくは、オーナー経営の日本企業が多いです。

日系大企業では取引先から人材を引き抜くという好戦的な採用を行いませんし、待遇も商社より良いものを提示できないためです。

外資企業は先述の通り、優秀な商社マンに狙いを定めてヘッドハンティングを行なっています。

また、商社マンは部署によってはオーナー企業の社長さんを相手にビジネスすることも多いです。オーナー社長さんとの相性が良く、気に入られて一本釣りされるパターンも少数派ですが実際に聞いたことがあります。

ヘッドハンティングされるには

まずは自身が仕事で成果を出すことが大前提です。その上で取引先と会食などの際に、新しい職場でのチャレンジにも前向きなことを伝えるようにしましょう。

がっつり仕事で信頼関係を築いた取引先とは、仕事だけの話でなく、人生観などの話題が自然と出てきます。

非常に優秀だった私の上司は取引先との会食などの際にもちろん仕事の話はしますが、個人的なキャリア形成に関しても話をして、いつでも転職ができるルートを確保していました。

保険業界からのヘッドハンティング

商社マンへのヘッドハンティングは外資保険会社からが1番多いのではないかと思います。

実際に商社マンから出来高制の外資保険営業マンに転身する方は多いです。

保険商品の営業マンに必要な金融商品を理解し説明するスマートさと、それを顧客に売りつける営業力のバランスが取れている方が商社マンには多いのでしょう。

成果が出れば軽く商社の給与を上回ります。年功序列にうんざりした商社マンにとって外資保険会社の営業が魅力的に映る面があるのは事実です。

ただし、完全に成果主義なので数字をあげられない場合は実質的にやめざるを得なくなる実力主義の世界です。

ヘッドハンティングされるには

若手~中堅商社マンであれば、いくつか転職サイトに登録しておけば外資保険会社の採用担当者からほぼ全員がお誘いを受けることができます。

商社マンにとって外資保険会社は入社の窓口は広いです。ただし、そこから先で活躍できるか(待遇が良くなるか)は完全に保険営業への適性という実力次第なので気をつけましょう。

私の知人で外資保険に転職された方は、みなさん最初の数年は相当な苦労をしています。そして生き残り続ける方は、保険の営業をするだけでなく、ビジネス勉強会などを主催して、保険の話しなど一切せずに、まずはクライアント候補となりうる方との信頼関係づくりを継続して行っています。

営業マンとしての工夫と継続的努力が必要であり、自分にその素質と覚悟があるか、ヘッドハンティングを受ける前に良く考える必要があります。

転職エージェントからのヘッドハンティング(求人案件紹介)

このパターンは通常の転職活動と変わりありません。転職サイトやLinkdin に登録すれば、転職エージェントからお声がかかります。

商社マンに紹介されやすい案件は、外資コンサル、外資金融です。

このパターンは転職エージェントから声がかかったとしても何か優遇ルートで選考が受けられるというものではなく通常通り、面接を突破する必要があります。

通常の転職エージェントサービスをヘッドハンターからの採用が行われるというように紹介している転職サイトもあります。

こちらの事例を最後に補足的に紹介しておきました。

まとめ

商社マンへのヘッドハンティングは確かに存在しています。

私の実感としてヘッドハンティングされる確率は他の日系大企業よりも高いと言えます。

色々なパターンのヘッドハンティングがありますが、魅力的なヘッドハンティングを受ける為には、商社で担当している業務で社内外から高い評価を受けることとが前提条件になります。

現職で成果を出している自信のある商社マンの方であれば、Linkdinに登録したり、中途採用が中心の取引先とコンタクトする際に空きポジションがあるか確認することで、ヘッドハンティングされる可能性を高めることができます。

大手の転職サイトからポジションに応募して採用されるより、個別に声をかけられる方が待遇面で有利に転職することができます。

こちらから応募せずとも、企業側から声がかかる人材になることを目指すという商社でのキャリアの積み方も選択肢としてアリです。

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